インド

インドIT革命の驚異,読了
ISBN:4166601695

インドと聞くと沢木耕太郎深夜特急に描かれているような,何世紀も時が止っているような世界を想像してしまう.だが,少なくとも先端部における知識集約産業*1では、世界的な競争力を保持しており,また,その人口の多さ,教育機関の充実からもたらされる人材のボリュームから,質,量ともに優れた巨人ということになっているようだ.たしかに,いままでつきあってきたシリコンバレーの住人たちは,インド系であることが多く,これまた人数の多い中国系にも負けない存在感をアピールしていた.

ようするに,あの強烈な巻舌を共なうインド訛りの英語から逃れる術はない,ということらしい.

*1:IT限定ではあるが