やっぱり研究対象としては、ソフトよりハードのほうが領域が広いのかねぇ。(ここでのハードとは、IT関連のハードだけではなくて、化学や生物なんかも含めたイメージで)。ソフトの世界では、たいていのやりたいことは、既知のアルゴリズムを組み合わせるだけでできてしまう。だから、ソフトの世界でのほとんどの問題は、如何に新しいやりたいことを見付けるかっていうマーケティング的なことと、それを如何にうまくやるかっていうエンジニアリング的なことに帰結してしまう。
ようするにソフトの世界で、やりたいことのイメージはあるんだけど、やりかたが分らないって問題は、暗号とか符号化のような一部の領域を残してほとんど残ってないんじゃないだろーか。