Windows Template Library

WindowsGUIプログラムをC++で作る場合,Win32 API直叩き,MFC, WTLの3択になる.もっとも,Win32API直叩きは煩雑過ぎるので,事実上,MFCWTLの2択となる.それぞれ,利点欠点はあるが,個人的には,WTLが一押し.MSにしては,珍しくオープンソースになっており,sourceforgeホスティングされているのも好印象.

先日,かなり良さそうなWTLでのGUIコンポーネント集を発見したので,ここで紹介しておこう.

Welcome viksoe.dk contains my Windows C++ source code and code snippets for various programming libraries.

WTL(MFCもそうだけど)は,標準的なコントロールは揃っているが,ちょっと見栄えのいいコントロールは,自前でチマチマと作り込む必要があるが,ここのようにソースを含めて公開されているものは,かなり貴重である.実際のソースを見るとよく分るが,コントロールの一つ一つは,線と点で構成されていて,状態がすこし変化するたびに書き直している.いい部品を作るには,細かい作り込みが必要なので,非常に助かる.