C-PAN on Gentoo Linux

perlのライブラリが集積されているC-PANには，星の数ほどモジュールがある．依存関係も複雑なので，独自のインストールツールがあって，普通はそれでインストールする．しかし，この方法でインストールすると，もともとのパッケージ管理システムでは，感知されないファイルが大量にインストールされることになるので，気持ち悪い．(これがまったく気にならないという人は，どうぞ，そのままインストールしてください．)

それを解決するために，Gentoo Linuxでは，g-cpan.plというツールを使って，整合性を維持しようとしている．

Don't Submit CPAN Ebuilds Portage provides a tool called g-cpan.pl which installs a given CPAN module on your Gentoo system using Portage, storing the necessary information (such as dependencies, provided files, etc.) in the Portage database, just like it would when you install an ebuild. It is therefore not needed (nor recommended) to submit CPAN ebuilds.

manページの抜粋は，以下．

SYNOPSIS
       g-cpan.pl <module-name>
...
EXAMPLES
       Here we install Jabber::RPC
       # g-cpan.pl Jabber::RPC

このツールを使うと，動的にebuildを生成して，インストールされるようになる．例えば，manのJabber::RPCをインストールしようとすると，dev-perl/Jabber-RPCというebuildが生成されてインストールされる．こうすることで，CPANの数々のモジュールをportage上で簡単にインストールできるようにしている．エライものだ．