Intel Mac benchmarks
Individuals attending Apple's Worldwide Developer Conference have submitted Xbench benchmark results from Apple's Pentium 4-based Power Mac systems.
話題沸騰のIntelベースのMacのベンチマーク結果の情報が出ていました.ベンチマークソフトは,Xbenchというツールで,CPU, メモリ, グラフィックス,Diskの一通りの性能を計測してくれるようです.記事から拾ったデータを表にしてみました.
Intel-Mac(3.6GHz) | PowerMac G5(Dual2.5GHz) | |
Overall | 65〜70 | 200以上 |
CPU | 15前後 | 100〜200 |
GCD*1 | 110 | 140 |
Thread | 82 | 225 |
Memory | 214 | 378 |
Interface | 125 | 380 |
Graphic | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
特にCPU周りは,RozettaというPowerPCエミュレーション機能が,まだまだのようで,だいぶ差があります.特にFPUのエミュレーションがまだまだのようです.スレッド周り(特にロック周り)が今一のようです.一方,Graphicは,ほとんどGPUの性能に依存しているのか,OpenGLのライブラリがいいのか,拮抗しているようです.全体としては,思ったより,まともに動いているようで,MacのVirtualPC上のWindowsよりは快適かもしれません.
実際に市場に出てくるのは来年以降の話なので,この差がどこまで埋めてくるのかが楽しみです.
追記(05/6/9)
「MAC REVIEW: Intel版Macのベンチマーク?」より,ベンチマーク結果(左がIntel,右がG5)を見付けました.いずれにしろ,現時点でのスコアは参考に過ぎないですが.
*1:整数計算